ジョギング

ジョギングに準備する物 走る場所

これからいよいよジョギングを始めたい。しかし、なにを揃えたらいいのか。

まずは走り始めのとき、基本的に必要なものを紹介。そして走る場所、コースも決めましょう。

シューズ

ジョギングを始めるときに、
一番慎重に選び、最初に用意したいのがランニングシューズです。

ときおり公園や街中でジョギングしている方のシューズが、普通のスニーカーを履いて走っている人をたまに見かけます。走るだけならどんなシューズでも大丈夫と思っていたら、それは大きな間違いです。

ジョギングやランニングで走る時、着地のとき足にかかる負担は体重の約3倍の力がかかるといわれています。初心者ですと受け止める筋力もなく、足首や膝、腰などに衝撃をじかに受け止めてしまうことになり、ケガの原因となります。

その衝撃を吸収し緩和してくれるのがランニングシューズです。まずはケガ防止のため自分に合ったランニングシューズをしっかり選びましょう。

現在、店頭に並んでいるランニングシューズはスポーツメーカー各社から沢山の種類のタイプが販売され選ぶのに一苦労です。初心者向け、中級者向けなどレベルによって分類されたものから、レース用や練習用と走る状況別と多種多様です。

初心者の方が最初にランニングシューズを買う時、スポーツ専門店に行き、店員とよく相談し自分に合ったランニングシューズを買うのがベターです。

ソックス

シューズをランニング用を選ぶの同様に、ソックスもランニング用ソックスを履くことをおすすめします。

ソックスぐらいと思ってしまいそうですが、普段のソックスとランニング用ソックスは大きな違いがあります。ソックスもランニング用にそろえて頂きたいものです。

では、その違いはというと、ランニング用はシューズの機能をいかしてくれ、通気性に優れ、土踏まずのサポート、滑り止めなど、様々な機能が備わっています。より快適に走るためにも、ソックスも重要なジョギングアイテムの一つです。

ウエアー

春や夏の暖かいシーズンはTシャツに短パン、秋や冬と冷え込んできた寒いシーズンはウインドブレーカーにロングパンツ。

低予算ですませたい、もしくはジョギング当初はあるものですませるのもありかと思います。

ただしウエアの素材、Tシャツとかは綿より、汗を吸収したらすぐ乾燥するドライフィット素材などがベターです。ウエアに関しては春夏の装備、秋冬の装備でさらに解説させて頂きます。

ウォッチ&スマートフォン

ジョギングの距離と時間をしっかり計りたいという方にはやはりランニングウォッチ。ただし数万円と多少高額になりますので、ジョギング当初は低予算でおさめたいというのなら、ストップウォッチ機能のついた時計で十分かと思います。

またスマートフォンを利用するなら、ランニング用のアプリがありますので、そちらを利用するととても便利です。GPS機能により距離、時間、ラップタイム、走った場所など様々なデータを管理できます。

以上は、ジョギングするときに最低限おさえておきたいものです。

以下からは季節による装備品等です。

春夏の装備

高温で日差しの強い夏は、軽量で薄着。上下とも吸汗速乾性、そして通気性の高いウエアを着るようにしてください。

通気性が低いと服から熱が逃げにくく夏場は危険です。熱中症対策にキャップ(帽子)は必須のアイテム。

吸汗・速乾性の良い素材の帽子を。後ろから日差しで首の後ろを保護するためにネックカバーつきを利用するのも良いです。

紫外線から目を守るためにもサングラスを。日焼けをすると疲労度も高くなります。また肌を守るためにも日焼け止め(UVカット)クリームを塗って走りましょう。

それから日焼け防止にアームカバーもしましょう。

夏場は紫外線、日焼け防止、そして熱中症対策。これらに注意して走りましょう。

秋冬の装備

冬は寒さ防止のウエアは保温性が重要です。夏場に帽子はキャップを被ってましたが、冬はニット帽でもOK。

耳は寒さに敏感で露出しているとすごく冷たさを感じるのでイヤーウォーマーを活用しましょう。

そして首から入ってくる風をシャットダウンするようネックウォーマー。手先が冷たいと全身が冷えるので手袋。風が強い時はウィンドブレーカーを着込みましょう。

また足も防寒対策としてロングパンツの下にタイツをはいたりするのがおすすめです。

冷えてしまうと筋肉が収縮してしまって足の動きが鈍くなりますので、下半身も十分温めましょう。

ジョギングする場所と時間を決めよう

ランニングシューズとウエアを揃え、あとは走るだけ。さてどこを走ろうか?ジョギング初心者にとってコースと走る時間を決めることが大切です。これは走るということを習慣化させるためです。

継続して走ることにジョギングする意味があります。挫折しないためにも、少しでもすぐに走りやすい環境をつくりましょう。

ジョギングビキナーは自宅を起点にコース作り

自宅周辺が比較的安全でジョギングできる環境なら、自宅スタート、自宅ゴールでジョギングコースを設定してみましょう。

すぐに走ることができる環境が習慣化しやすいからです。そしてUターンコースが最初はシンプルでわかりやすいコースです。片道2~5kmくらいの距離。

なぜUターンコースかというと、最初のジョギングの練習方法は距離ではなく、時間を基準に練習するため、そのときUターンコースだと自身の進歩状況がわかりやすいからです。

たとえば最初に20分のジョギングを行ったとします。Uターンコースなので10分行って、10分で帰って来る。10分で行けたのはコンビニストアまででした。

2日後ジョギングしたらコンビニを通り越し30m先の電柱まで行けました。ということは10分でジョギングできる距離が伸びたということがわかります。進歩状況がわかり、動機づけにもなります。

自宅周辺で夜に走る場合は、夜間の明るさや交通状態など、できる限り安全性を考慮しましょう。

ジョギングコース内はできる限り信号は少ないほうが良いですが、信号で停まっても、トレーニング効果にそれほど影響はありません。それよりも交通ルールを守ることが優先です。

コースを決める時の注意点として路面の状態も注意してください。路面がデコボコしているとつまずいたり、足をくじいたりする危険があります。夜走る場合は路面が見えにくいのでさらにケガをする危険が高まります。路面のコンディションも確認するようにしてください。

自宅から走れない場合

自宅起点でコース作りができない場合は、できるだけ近場で自宅から自転車や車などで目的地まで行って走るコース。

公園、遊歩道、河川敷などジョギングに適したコースがあれば、取り入れてください。

走る時間を決めましょう

今までの普段の生活の中に、約1時間ジョギングの時間を作ってみましょう。

忙しい方でも探せばなんとか1日の中にジョギング時間組み入れましょう。走る時間は朝、昼、夜、自分の走りやすい時間でかまいません。

習慣化させるためにも、ある程度決まった時間に走ることができるようにしましょう。

まとめ

ジョギングを始める時に、まず準備するもの
・シューズ
・ソックス
・ウエア上下
・ウォッチ&スマートフォン
以上は最低限、おさえておきたい

春夏の装備
夏場は紫外線、日焼け防止、そして熱中症対策。これらに注意してはしりましょう。
上下とも吸汗速乾性、そして通気性の高いウエア
春夏場に装備するもの/サングラス/アームカバー/日焼け止め(UVカット)クリーム/アームカバー

秋冬装備
冬は寒さ防止のためウエアは保温性が重要です。
秋冬場に装備するもの/ニット帽/イヤーウォーマー/ネックウォーマー/手袋/ロングパンツの下にタイツ/ウィンドブレーカー

ジョギングビキナーは自宅をスタート、ゴールのジョギングコースを設定してみましょう。

すぐに走ることができる環境が習慣化しやすいからです。また時間も、ある程度決まった時間に走ることができるようにしましょう。

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