ジョギングのきっかけ
ジョギングを始めたきっかけは３０代半ば、ちょっと走ったら息が切れ、運動不足が原因だと思いジョギングを始めました。最初は５０ｍも走れば息が切れました。5ｋｍだ１０ｋｍだと、長い距離を走るのはとても無理だと思いました。
まずは早朝ランで始めましたが、最初のうちは三日坊主の連続でした。二日走ったが三日目の朝は起きるのが面倒でやめたり、筋肉痛で走れないなど、なんらかの理由でサボっていました。２～３か月経過した頃から、なんとなく週に２～３回走るようになり、それが４日に増え、ジョギングに興味を持ち始め走ることが習慣化するようになってきました。
半年くらいジョギングに取り組むようになると、やはり練習の成果というか、自分はどれくらい走れるだろうかと自分を試したくなり、市民大会のレースへ応募し、参加するようになりました。
ジョギングにハマり、記録更新を目指す
はじめて市民マラソン大会に参加したのは静岡県の天竜杉の里ロードレース大会で、１０ｋｍで出場しました。記録は１０ｋｍ４４分位だったと思います。この頃になるとジョギングの目的だった運動不足解消はすでに達成されていて、本格的に走ることに興味を持ち、いかにタイムを縮めるかと競技者になっていました。ジョギングが面白く、走ることに徐々にハマっていきました。
最初は「健康のため」「ダイエットするため」など、目的のために走り始めましたが、走ることも習慣化してくると、ジョギング、ランニングというスポーツ競技そのものの面白さにハマっていきました。そしてジョギングというスポーツの奥の深さを少しづつ感じ始めていました。
ジョギングは走るのが楽しいから走る
30代半ばからジョギングを始め、約３０年以上走っています。ずっと続けていたかというと、時には１～２年走らなかった時期もありました。そしてふと気がついたら、また走り始めていたり、ジョギングに近づいたり離れたりしていますが、自分の中では一番長く続いているスポーツの一つです。
当初は運動不足解消のため、という目的のために走っていましたが、それがいつのまにか、いかに速く走るか、フルマラソンを完走できるかと、ランニングという走るスポーツそのものの競技者として良い結果で走ることができるかと、目的も変わってきました。
そして、それからも時が経ち、シニアという年齢になっても走り続けています。なぜか走り続けています。
運動不足解消、競技者として結果を出すこと。そういった目的を持って走るという気持ちは薄れました。
ある意味単純な考えで、「ジョギングが楽しいから」。ただそれだけで走っているのかもしれません。
何が楽しいのかと言われても明確な回答があるわけでもありません。でもひょっとしたら、ジョギングの楽しさの一つとして言えることは、「ジョギングというスポーツは自由度が広いスポーツ」であるということが言えると思います。
道があればどこでも走ることができます。いや道がなくても公園の芝生の上でも走ることができます。とにかく場所は選びません。
いつでもどこでも、ジョギングはできます。道具も必要としません。ただ気を付けることは、足を痛めない、故障しないよう、走るのに適したランニングシューズを履くということ。あとは特別な道具を必要としません。自分が好きな時間に好きな場所、その日の気分で好きな距離を走ることができるのがジョギングです。
ジョギングは一番自由なスポーツ
ひょっとしたら、ジョギング、ランニングって、スポーツの中で一番自由なスポーツなのかもしれません。
自由だからルールもなく、自分ですべて決めるスポーツです。最小限の決まり事は「走る」ということだけです。
それ以外はすべて自分で決めるのです。今日は何キロ走るか、何時間走るか。１キロ５分で走る、いやきついので６分で走る。どんなコースを走ろうか。その日に自分で決めたことがルールになります。自分で決めたことですから言い訳もできません。すべてが自分に跳ね返ってきます。しかしそれをやり遂げたときは、人一倍の達成感を味わうことができます。
ジョギングは奥の深いスポーツであり、またそう感じるのは、自由度が高いスポーツだからということもいえると思います。自由度が高いからジョギングの魅力、楽しみ方も人それぞれにいろいろな楽しみ方もあります。それゆえにジョギングは長く続けられるスポーツだともいえます。
まとめ
ジョギングを始めるきっかけは人それぞれ、運動不足、ダイエット、健康のためなど、様々な理由で始めます。
しかしジョギングを継続していくうちに、ジョギング本来の面白さに傾倒していく人もいます。
そうなっていくことによりジョギングも目的のために走るのではなく、楽しいから走るに変わってきます。ジョギングの魅力、楽しさは何か、それはジョギングというスポーツの自由さにあります。そしてジョギングはルールもなく、それを決めるのは自分自身。ジョギングの自由さの中に継続して走ることができる魅力があります。